社員旅行や社員研修、社内旅行などで意外に多いリクエストは「飛行機はLCCで行きたい」ということ。ホテルや食事、アクティビティなどに予算を回したい、旅費をできるだけ抑えたい(福利厚生費の範囲内で納めたい)など、さまざまな理由はあるようです。
以前は欠航などのリスクが高く、会社行事には敬遠されていましたが、最近では安定していることも踏まえ、LCCを活用した社員旅行の注意点やメリットをチェックしてみました。
98.0%という安定した就航率を誇るPeach(ピーチ)。2023年4月には累計旅客数5,000万人に達するなど、今や身近なエアラインとして認知度も高いLCCです。
選ばれる理由としては新千歳、仙台、成田、中部、関西、福岡、那覇の7ヵ所の空港を拠点に、35機以上の航空機で国内線25路線、国際線12路線に就航しているという便利さ。
社員旅行・社員研修などに人気の沖縄や北海道へかなりリーズナブルなお値段で行けちゃうのも魅力です。しかも、離島である石垣島への直行便もあり、費用を上手に抑えながら魅力的なプランも検討可能。
さらに、海外社員旅行で大人気の韓国、台湾、タイなどへも就航しているため、行き先のバリエーションが豊富に考えられます。
Peach(ピーチ)の場合、9名までなら公式ホームページから同時に予約が可能です。家族経営やお店の従業員で職場旅行を楽しみたい場合、18名ぐらいまでならみんなで手分けして予約できるかもしれません。
しかし、もっと大人数となると席をまとめて抑えるのが難しくなりますので、旅行会社に直接お願いするのがベスト。もちろん団体向けの割引も適用されます。
※「社員旅行net」からは航空チケットのみの手配はできません。宿泊先などを含めた旅行プランとしてご依頼ください。
社員旅行・社員研修で人気の行き先は断トツで沖縄。Peach(ピーチ)の場合、東京(成田)・大阪(関空)・名古屋(中部)・札幌(新千歳)・福岡から直行便があります。
時期や出発地などによりますが、東京(成田)からは片道6,390円~と大変リーズナブル!最も遠い札幌からも片道8,990円~です。
八重山諸島の入口となる石垣島までなら東京(成田)・大阪(関空)・福岡から直行便があり、東京と大阪からは片道7,990円~、福岡からなら片道6,990円~です。
会社の福利厚生費で計上できる一般的な社員旅行費用としては1人当たり10万円以下といわれてきました。交通費が高くなりがちな石垣島だとなかなか社員旅行で行きにくかったことは事実。
しかし、LCCを利用すれば石垣島もOKですし、そこを拠点に他の八重山諸島(西表島・竹富島・小浜島など)へも足を延ばすことができますね。
沖縄と並んで人気の高い北海道。こちらも東京(成田)・大阪(関空)・名古屋(中部)・仙台・福岡・沖縄からのフライトがあり、とっても便利です。
費用も東京(成田)が片道4,990円~、大阪(関空)が片道5,690円~とかなりお値打ち。
飛行機代が高いのでホテルは安いところを、と計画していたなら、うまくLCCを利用すればもっといいホテルや旅館に泊まれるかもですね。
社長や役員はLCCではなく、社員だけLCCでというように別手配も可能。旅行会社にあらかじめ相談しておきましょう。
※LCCは個人旅行にも大変人気があります。まとめてチケットを取る必要がある団体旅行の場合は、1年前から予約するなど、早め早めの行動が重要ですよ!
LCCのイメージってチェックインカウンターや搭乗口が遠くて大変!?いえいえ、Peach(ピーチ)はANAグループなので、成田空港の第1ターミナル2階にチェックインカウンターがあります。
QRコードを読み込ませるだけで簡単にチェクイン可能。フライトの90分前から30分前まで受け付けています。
都心からなら京成上野駅から成田空港駅を結ぶ京成スカイライナーが一番アクセス便利。改札を出てから約10分程度でチェックインカウンターまで到着できますよ。
座席のカテゴリーは全部で4つ。
3列×3列の座席レイアウトとなっています。体の大きな方は足元が広い席を指定することも可能。
スマホやタブレットがあればWi-Fiを利用し、機内サービスが受けられるのも便利なポイントです。飲み物やおつまみ、お買い物、動画配信、フライトマップ閲覧などのデジタルサービスがありますよ。
いかがでしたでしょうか。通常の飛行機と比べ、サービスや座席の快適さなどは少し簡便・簡素になるものの、必要な条件を満たし、目的地まで安全に送り届けてくれるLCC。
旅行先でもう少し泊まるホテルや旅館をグレードアップしたい。食事を楽しみたいなど、プランのどこに重点を置き、予算をかけるかによってさまざまな選択肢が生まれます。
飛行機はLCCで、というのもありなのではないでしょうか。社員旅行の行き先にPeach(ピーチ)が就航しているところで、という相談も可能ですので、ぜひ旅行会社におたずねください。
■取材協力
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