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【2024年】一度は行ってみたい憧れの温泉にもランクイン!「由布院温泉」の社員旅行プラン

金鱗湖
由布院・金鱗湖

「じゃらん人気温泉地ランキング2024」リクルートじゃらんリサーチセンター調査で、大分県・由布院温泉は「全国あこがれ温泉地ランキング(まだ行ったことはないが、一度は行ってみたい)」で第6位を獲得。

2023年の1年間で訪問した温泉地、満足度ランキングでは10位を獲得。九州在住者に対する調査では5位に入っています。

「全国あこがれの温泉地ランキング(行ったことはないが、一度は行ってみたい)では第6位を獲得するなど、注目度の高い温泉地です。

「豊後富士」と呼ばれる由布岳や金色に輝く「金鱗湖」など、豊かな自然に恵まれた懐かしい日本の原風景が残るのんびりとした温泉地。

由布院温泉に行くのは決まっているけれど、観光やアクティビティなど、プランニングに迷っている幹事さん。「社員旅行net」には、全国から社員旅行・慰安旅行のプロが大集結。

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全国にその名を知られる有名な温泉地、由布院温泉の歴史を簡単に

湯布院・湯の坪街道「湯の坪横丁」
湯布院・湯の坪街道「湯の坪横丁」

由布院温泉は大分県の中央部に位置し、標高1,584mの由布岳の麓にあります。かつては別府十湯の一つに数えられていましたが、明治末期~大正期に行われた区画整理の一環で由布院温泉・塚原温泉が除かれ、現在のような「別府八湯」と呼ばれるようになりました。

由布院温泉の歴史は古く、奈良時代の「豊後国風土記」にその名が出てきます。由布院の名が知られるようになぅったのは大正時代、別府温泉発展の立役者・油屋熊八さんが別荘を建てたこと。

この別荘が現在の老舗旅館「亀の井別荘」です。

由布院温泉が現在のような人気の温泉地になったのは意外にも平成に入ってからのことで、別府の奥座敷として歓楽街や大型ホテルなどが進出することなく、静かでのんびりとした田園風景が守らてきました。

由布院は「湯布院」と表記する場合がありますが、どちらも正しいのが正解。1855年に由布院町と湯平村の合併があり、地名が“湯布院町”に変わりました。

その後、2005年に湯布院町と庄内町と挾間町が合併し由布市になり、2019年には由布院温泉、湯平温泉、塚原温泉、庄内温泉、挾間温泉を湯布院温泉郷として呼ばれることになったというわけです。

由布院の農村風景を大切に残す

現在のような由布院温泉のブランドが保たれてきたのは、地元旅館の経営者である中谷健太郎さん(亀の井別荘)、溝口薫平さん(由布院玉の湯)、志手康二さん(山のホテル夢想園)の3名による尽力があったとのこと。

自腹で欧州視察を行い、農村の風景が残る由布院の環境保全にも取り組みました。一時はダム計画やゴルフ場建設計画が持ち上がったこともあったそうですが、地元の方々の協力を得て、現在のような静かで落ち着いた、そして洗練されたたたずまいが残されています。

由布院観光といえば、辻馬車が名物ですが、この導入にも中谷さん・溝口さんなどが関わっているそうです。1975年の大分県中部地震、2016年の熊本地震という大きな災害に見舞われながらも、由布院温泉を愛し、支えてくれたお客様のおかげで、今もなお“憧れの温泉地”としてのブランドを保ち続けています。

湧出量・源泉数ともに全国2位を誇る由布院温泉

金鱗湖の下ん湯(由布院温泉)
金鱗湖の下ん湯(由布院温泉)

由布院温泉は、由布院盆地に位置する温泉郷で、岳本、石松、八山、乙丸などの温泉からなる国民保養温泉地に指定されています。

由布院温泉で楽しめる泉質は大きく分けて単純温泉、アルカリ性単純温泉、ナトリウム塩化物泉の3種類に分類されます。大分県の市町村別源泉数・湧出量では、別府市に次いで由布市が源泉数941、湧出量は別府市・九重町に次いで3番目に多い48,446リットル/分(大分県ホームページより)。

自然が残され、田園風景が守られている由布院では、ストレスケアに最適な環境といえます。

[由布院温泉の泉質基本データ]

■適応症:神経痛・筋肉痛・関節痛・慢性皮ふ病・五十肩・うちみ・くじき・病後回復期・疲労回復・健康増進・慢性婦人病・糖尿病・高血圧症・動脈硬化症など

1.単純泉(弱酸性~弱アルカリ性)肌のpHに近いのでデリケートな肌に安心。自律神経不安症や不眠症、うつ状態に効果あり、弱アルカリ性は古い角質を取り、すべすべな肌に。

■単純泉の宿:草屋根の宿 龍のひげ/別邸 ゆむた、下ん湯(したんゆ)、亀の井別荘、玉の湯、草庵秋桜、乙丸温泉館、由布院 いよとみ、御宿 ぬるかわ温泉など

2.ナトリウム塩化物泉塩分が含まれているため、保温性が高く通称「熱の湯」といわれる。

■ナトリウム塩化物泉の宿:風の森、庄屋の館、ゆふいん泰葉、小鳥のたより、奥湯の郷など

3.強酸性泉殺菌効果が高く肌への刺激が強いのでデリケートな肌の方は注意。

■強酸性泉:塚原温泉 火口乃泉(日帰りのみ)

由布院温泉のほとんどが単純泉です。自家源泉の宿、かけ流しの湯など、宿泊先によっていろいろ。人数が多い場合は受入可能な宿を紹介してもらうのがベスト。ぜひ旅行会社に相談してみましょう。

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由布院温泉、どこが社員旅行に人気?おすすめのポイントは?

由布院は社員旅行におすすめの行き先

由布院温泉の魅力はなんといっても、自然豊かな田園風景が広がる落ち着いたたたずまいの温泉地。特に春と秋は、桜や紅葉のシーズンで、圧巻の美しさを誇ります。

「湯の坪街道」にはお土産店や飲食店、美術館など、洗練されたお店がずらり。猥雑な温泉街も楽しいですが、おしゃれで落ち着いた雰囲気を楽しむなら由布院はまさにぴったりといえます。

朝霧がかかる金鱗湖の美しさ、由布岳の雄大な景色、田園風景を走る辻馬車など、ここでしか体験できない時間がたくさん過ごせます。

まるでイギリスのような街並みを再現した「湯布院フローラルビレッジ」、熊本や別府と結ぶ「やまなみハイウェイ」はドライブが楽しいルート。貸切バスをチャーターして車窓からの景色を眺めたり、九州周遊を楽しむのもおすすめです。

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社員旅行におすすめの由布院温泉宿泊プラン

由布院駅
由布院駅

由布院温泉へは大分空港から貸切バスバスで約1時間、福岡空港から約1時間45分。電車を利用する場合は、博多から「ゆふいんの森」号で由布院駅へ。

大阪・神戸・山口・愛媛・高知からならフェリーを利用するのも手です。大分港もしくは別府観光港、佐賀関港、竹田津港、佐伯港とを結んでいます。

(1)東京発・2泊3日由布院&黒川温泉周遊宿泊プラン 

1日目羽田発→大分空港着(貸切バス)→由布川渓谷→由布院温泉着(金鱗湖、観光辻馬車、湯の坪街道散策)・宿泊
2日目宿9時発(貸切バス)→湯布院フローラルビレッジ→九重“夢”大吊橋→黒川温泉(温泉街散策、湯めぐりを楽しむ)・宿泊
2日目宿9時発(貸切バス)→日田観光(豆田町散策、高塚愛宕地蔵尊、慈恩の滝など)→福岡空港着→羽田着終了

(2)大阪発・1泊2日由布院宿泊プラン

1日目関西発(飛行機)→大分空港(貸切バス)→宇佐神宮→由布院着・自由散策&宿泊
2日目金鱗湖散策→宿出発(貸切バス)→狭霧台→由布川渓谷→別府温泉・地獄めぐりなど→大分空港着→関西着(飛行機)終了

(3)博多発・由布院温泉日帰りプラン

1日目博多発(貸切バス)→湯布院着・自由観光(辻馬車、金鱗湖、湯の坪街道散策、グルメや買い物など)→黒川温泉着・湯めぐりを楽しむ→博多駅着終了

予算や日程に合わせてピッタリなオリジナルプランを提案してもらえるので、優先させたい条件をあらかじめ決めて旅行会社に相談しましょう。

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社員旅行でぜひ立ち寄りたい由布院温泉と周辺のおすすめスポット

由布院温泉は「やまなみハイウェイ」を利用すれば、別府温泉や阿蘇山観光との周遊もばっちりです。

湖底から温泉と湧水が湧き出ている「金鱗湖」

金鱗湖
紅葉時期は特に美しい「金鱗湖」

湯の坪街道の終点にある「金鱗湖」は、由布院を代表する観光スポット。由布岳の下にある池ということで、「岳ん下ん池」と呼ばれていましたが、1884年(明治17年)に儒学者の毛利空桑(もうりくうそう)が、湖の魚の鱗(うろこ)が夕日に輝くのを見て「金鱗湖」と名付けたといわれています。

湖の底から温泉と湧き水が出ているため、1年と通して水温が13~15度。秋の冷え込んだ日の早朝は霧が現れることがあり、とても幻想的な雰囲気に包まれます。

由布院盆地を一望「狭霧台(さぎりだい)」

狭霧台(さぎりだい)
狭霧台(さぎりだい)からの眺め

由布市から別府市に向かう県道11号線沿いにある狭霧台(さぎりだい)。標高約680mからの眺望は、誘因の街並みや由布岳の山々を見渡せる絶好のロケーションです。

春から夏にかけては鮮やかな緑と青空、秋は黄金のススキが揺れる素晴らしい景色を堪能。冬の早朝には幻想的な朝霧が現れることもあります。

360℃の大パノラマと大自然のパワーを感じる「湯布院フローラルビレッジ」

湯布院フローラルビレッジ
湯布院フローラルビレッジ

まるでハリーポッターの世界に迷い込んだような、イギリスのコッツウォルズ地方の街並みを再現。英国風テーマパークとして2012年にオープンしました。

イングリッシュガーデンを思わせる花々が咲き乱れ、グルメやショッピングなども楽しめます。かわいいフクロウカフェやムーミンショップ、ピーターラビット、ポケモンなどのキャラクターグッズも。

撮影スポットとしても人気です。

グルメやショッピングが楽しい「湯の坪街道」

湯の坪街道
湯の坪街道で食べ歩きも!

JR由布院駅から金鱗湖までを繋ぐ約30分の道のり「湯の坪街道」。スイーツショップや雑貨店などが軒を連ね、そぞろ歩きにぴったりです。

特に人気なのが「湯布院金賞コロッケ」で、NHKが開催した「全国コロッケコンクール」で金賞を受賞したことも。大分のご当地グルメであるとり天や豊後牛・地元特産の野菜を使ったレストラン、ギャラリー、工芸品を扱うショップ、酒造などぜひ立ち寄ってはいかがでしょうか。

“東洋のチロル”とも称される「由布川渓谷」

由布川渓谷
由布川渓谷

狭間町にある由布川渓谷は由布岳と鶴見岳の間を流れる由布川随一の景勝地。約60万年という長い歳月をかけて、作られた高さ15~60mの岩肌を40数条の滝が流れる景観はまさに圧巻です。

その美しい渓谷美から“東洋チロル”とも呼ばれています。超軽量ボートに乗り、神秘の滝を目指す「パックラフトツアー」なども開催されているので、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

40年以上の歴史を誇る「観光 辻馬車」

観光辻馬車

1975年からスタートした観光辻馬車は、JR由布院駅前を出発し、のどかな田園風景を約60分かけて周遊します。乗車するには、当日予約が必要。

佛山寺や宇奈岐日女神社を経由し、駅まで戻るコースです。馬車からは雄大な由布岳を臨むことができ、御者さんの巧みな観光案内も人気の一つとなっています。

神秘的なグリーン色の秘湯「塚原温泉 火口乃泉」

塚原温泉 火口乃泉
塚原温泉 火口乃泉

平安時代、源為朝が発見したと伝わる塚原温泉。伽藍岳(がらんだけ)の中腹に湯けむりを上げる塚原地獄が源泉です。由布院駅から車で焼く20分でアクセスできます。

薄いグリーン色のお湯は、肌にやや刺激がある強酸性で皮膚病に効果があるといわれています。こちらのお湯につかれるのが「塚原温泉 火口乃泉」。

鉄イオンの多さでは全国1位、酸性度の強さ・アルミニウムイオンの多さでは全国2位、日本三大薬湯(秋田の玉川温泉・山形の蔵王温泉)の一つという珍しい泉質。火口見学とともに、ぜひ入浴していきましょう。

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由布院温泉への社員旅行でぜひ楽しみたいグルメ&おすすめのお土産

大分県にはご当地グルメがたくさん。由布院では海山でとれた新鮮な食材と合わせて、目で見ても美しいグルメが人気を呼んでいます。

一番人気は豊後牛。美しい霜降りととろけるような柔らかさ、風味の良さが特徴となっています。

豊後牛のしゃぶしゃぶ
豊後牛のしゃぶしゃぶ

しゃぶしゃぶやステーキ、焼き肉もおいしいですが、炭火で焼いた豊後牛まぶしが絶品という「由布まぶし 心 金鱗湖本店」は、人気の一品。

大分県もう一つの名物はとり天。店ごとに味付けが異なり、ジューシーな味わいが特徴の鶏の天ぷらです。

とり天
とり天

由布院ではスイーツ系も実力派揃い。湯の坪街道沿いにあるカフェ「鞠智(くくち)」では、地産地消の手作りどら焼きやコンフィチュール、スイートポテトが人気のお店です。

山荘無量塔旅館が手がけるカフェ「tea room the theo」のロールケーキ、「今泉堂」の黒糖揚げまんじゅう、モンブランソフトなどを食べ歩きとしてもおすすめです。

クリームチーズを隠し味に使った絶品バーガー「YUFUIN BURGER」や湯布院金賞コロッケもぜひ。

大分県・由布院温泉への社員旅行や職場旅行はお任せください

由布岳と湯の坪街道
由布岳と湯の坪街道

職場の仲間で温泉旅行を楽しみたい。そんな時気になるのは温泉の泉質や源泉かけ流しなのかどうか、露天風呂や展望風呂からの眺め、旅館の食事や宴会場の有無なども重要です。

由布院温泉は古くから名湯として知られ、九州エリアはもちろん、大阪や東京からも大勢の観光客が訪れる人気の温泉地です。イメージを統一した田舎の風景はどこか懐かしくほっとするような優しい暖かさです。

社員旅行netには由布院温泉に詳しい旅行会社が揃っています。どの出発地からも手配が可能ですので、ぜひ気軽に相談してみてはいかがでしょうか。

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