IKUSAが仕掛けるリアルイベントといえば「チャンバラ合戦」!オリジナルのスポンジ製刀と、腕に「命」となるボールを装着し、大人数で戦うユニークなアクティビティです。
前編では観光地やスポーツ施設などを舞台に楽しむ「チャンバラ合戦」の魅力や、社員研修や社員旅行などのアクティビティとしておすすめのポイントなどについてお伝えしました。
後編ではコロナ禍でも実施可能なオンラインイベントを中心にご紹介。編集部が実際に参加したIKUSA企業向け体験会「リモ探『消えた資料と不明な持ち主』」の感想や、社内イベントとして良かった点などを率直にお伝えしたいと思います。
コロナ禍で課題となっているコミュニケーション不足やチーム力低下を楽しく活性化させるユニークな仕掛け、見逃せませんよ!
前編に引き続き、株式会社IKUSAの鶴原さんにインタビュー。社内イベントとして人気のアクティビティベスト3を教えていただきました。
2022年3月にリリースしたばかりのオンライン運動会「リモリンピック」。インターネットがつながる環境であれば自宅や地方の営業所、店舗、海外のブランチなどからでも参加できるのがポイントです。
参加者はチームに分かれて得点や順位を競い合います。
決められたルールの中で、考え、動き、話し合うことで、オンラインならではのチーム競争が楽しめるのがポイント。表情や手ぶりなど非言語コミュニケーションが難しい中、参加者は言語化力、チームマネジメントを駆使して競争することができるプログラムとなっています。
種目例としては、家の中にあるものを探し出し、チームみんなでしりとりをする「ものしりとリレー」。制限時間内でアイデアを出し合い、チームワークで繋いでいくので盛り上がること間違いなしです。
この他、制限時間内に筋トレミッションに限界までチャレンジする「ムキムキバトル」や「謎解きダンジョン」、「ぐらぐらポージングバトル」など、10種目以上をラインナップしています。
また、オンラインビジネス運動会「ビジトレ」も用意。ビジネスに関連のある課題を競技にしているので、ビジネスマナーやスキルを見直すきっかけにもなります。
社員同士の交流だけではなく、職場の課題解決やコミュニケーション活性化に役立ち、通常の研修とは一味ちがったゲーム性のある競技で愉しみながらビジネスのヒントを見つけることができます。
単なる「研修」よりも身に付き、「運動会」よりもワクワクする。社会人だからこそ楽しめる運動会となっています。
IKUSAが用意している「リモ謎」とは、リモート環境でもチームビルディングが出来る謎解き脱出ゲームです。参加者自身が物語の主人公になり、制限時間内に謎を解き、物語のクリアを目指します。
ZOOMなどのビデオチャットを活用しながらチームで協力して謎解きを行います。チームで協力しないと解けない問題が出題されるため、コミュニケーションの促進と組織力強化に最適。
ネットにつながる通信環境があればスマホだけで参加できるので場所を選びません。初めて参加する場合でも、IKUSAがばっちりサポート。目的に合わせて難易度や内容のカスタマイズができます。
新入社員やキャリア向けの社内研修だけではなく、英語研修にも対応。危機管理やトラブルシューティングなど、ビジネスに必要なスキルを効果的に学ぶことができます。
また、今回社員旅行net編集部が実際に体験した「リモ探」。こちらは、少人数の小グループと、小グループを束ねる大グループの間を行き来しながら、情報を共有し、ミッションを達成するアクティビティ。
アメリカの社会心理学者であり、カリフォルニア大学サンタ・クルーズ校の名誉教授でもあるエリオット・アロンソン(Elliot Aronson)氏が提唱した“ジグソー法”と呼ばれる手法を取り入れています。
ジグソー法とはアクティブラーニングの一種で、学習者同士が協力し合い、教え合いながら学習を進めいていくというもの。制限時間内に効率よく情報を伝え合わないと、正解にたどり着けないプログラムになっています。
大手企業が取り入れて成果を上げている“ファミリーデー”。会社や職場のことをよく知ってもらい、家族を含めた慰労やコミュニケーションの活性化に一役買っているイベントです。
東日本大震災を含め、数々の自然災害が日本で起きています。しかし、一人ひとりの防災意識はまだまだ育っているとはいいがたく、国や行政に寄りかかっているのが実情。
自分自身や家族、暮らしている地域を自分たちの手で守るという「自助・共助」の観点や意識が足りていません。各自治体で行われている防災訓練もまちまちで、せっかくの知識やスキルなども共有できていない状況。
IKUSAでは子どもから大人まで楽しく参加でき、防災に関する知識やノウハウをリアルでもオンラインでも楽しめる防災運動会を提案しています。お子様を含め、家族で参加できるので、大変好評だそうです。
遊びを通じて防災の知恵が学べ、体験を通じて実践的な訓練にもなるという一石二鳥のイベント。運動会は嫌いなイベントとしてよく上がっていますが、防災訓練の一環として実施すれば、“社内イベント”アレルギーの社員でも前向きな気持ちで参加できるのでは?
仲間と協力し合ってクリアしていく競技なので、チームビルディングにも役立ちます。
実際に体験しなければ、何がどう役立つのかイメージできない。ということで、社員旅行net編集部4名が企業向け体験会「リモ探」に参加してみました。
ワクワク、ハラハラの体験で楽しいひと時を共有。社内はもちろん、社外の方とも交流でき、伝え合う難しさ、伝わったときの面白さをたっぷり味わえました。
「リモ探」とは、リモート探偵チームビルディングゲームのこと。与えられた情報を整理・共有し、全員が力を合わせて真実にたどり着くことを目的としたオンラインゲームです。
参加者は制限時間内で与えられた「あるミッション」をクリアすべく協力しあいながらゲームを進めていきます。
今回は体験会ということで1社4名までの参加。いくつかの小グループに分かれ、1つの大グループを形成。編集部は“1C”という小グループに所属し、他の小グループ1A、1B、1Dと4つのグループとともに「1」という大グループでミッションをクリアすべく奮闘しました。
通常であれば、最大20名までが1チーム(大グループ)として実施。参加者数は30名~200名まで同時に楽しむことができるそうです。
「リモ探」は前述のジグソー法に基づき開発されたプログラムです。お互いに教え合いながら学習を進めていくことで学習効果が高まるというアクティブラーニング実践法の一つ。
大グループを形成している小グループは、それぞれ別々の情報を与えられます。まずは小グループ内でいくつか判明している手がかりから回答を整理。
自分たちだけでは解き明かせない手がかりを持ち寄り、大グループで1度目の情報交換を行いました。大グループでの話し合いで判明した情報を持ち帰り、小グループ内で再び整理して推理。
2度目の大グループでの情報交換で、正解へとたどり着けるようお互いにコミュニケーションを重ねました。
ゲームで気が付いたポイントは以下の4つ。
与えられているヒントには、いじわるな文章も交じっており、高度な論理的思考や情報分析力、推理力(仮説思考)が問われました。時間の制約もあるので、メモの取り方、伝え方にも工夫が必要。
誰がどう発言するかもタイミングが難しく、話し合いをうまくコントロールするスキルも必要でした。
今回編集部で参加したのは20代~50代までの男女4名で、所属している部署が違います。普段、話をよくしているメンバーもいれば、それほどでもないメンバーも。
特に50代のメンバーは謎解きやオンラインゲーム未体験ということもあり、ZOOMの画面にログインしてゲームを開始するのもまごまご。そんな時にIKUSAの方が代行してチャットルームに誘導してくれたり、サポートしてくれたので問題なくスムーズに進めることができました。
普段のミーティングなどで積極的に発言するメンバーもいれば、必要なことだけ発言するメンバーも。しかし、「リモ探」ではあまり会話をリードしないメンバーがむしろ積極的に推理をリードし、チームを正解に導いてくれました。
普段からオンラインで謎解きを楽しんでいるという30代のメンバーは、必要な情報共有の難しさだけではなく、他のメンバー同士を上手につなぐ手法なども学べてよかったと感想を寄せていました。
ゲーム好きの20代メンバーは、謎解きの難易度は難しすぎず、易しすぎず、ほど良く練られていて、最後まで楽しく参加できたとのこと。短い時間で相手の伝えたいことを考えて整理するのを学ぶものとして、研修などみんなで仲良くなるための手段としていいコンテンツと評価していました。
また、社員旅行net編集部が席を置く会社は社員数が15名程度と大変少ないので、会ったことも話したこともない他社の方と大いに盛り上がり、交流できたことも貴重な体験でした。
今回の「リモ探」でも、司会進行やゲーム中のサポートもIKUSAのスタッフが手厚くサポートしてくれました。PCでの実施はもちろん、全員スマホでの参加が可能だそうです。
「リモ謎」は謎解き脱出ゲームなので、レクレーション要素が強く、「リモ探」は論理的思考が求められ、情報を共有した上で整理・推理しながら真相に近づいていくゲームなので、社員研修に最適。新入社員歓迎や研修の一環として取り入れたり、新しいプロジェクト立ち上げ時のキックオフミーティングなどで行ってもよさそうです。
アイスブレイクからゲーム終了後の振り返りまで、チーム全体のステップアップに役立つゲーム。ゲーム終了後にオンライン飲み会などを組み込んでもいいですね。
リアル・オンライン、いずれの場合でもそれぞれのイベント特性に合わせた企画・運営が可能。“遊びのプロ”であるIKUSAが幹事さんの負担を軽減しつつ、イベントを成功に導くサポートをしてくれます。
特に社員研修や組織力アップなどに貢献する「リモ探」「防災運動会」などは、コロナ禍で企業や職場が抱えている“コミュニケーション不足”を解決に導いてくれることでしょう。
以下、その魅力ポイントをまとめてみました。
●リアルでもオンラインでも実施できるので、コロナ禍でも安心
●遊び要素やプライベートでも役立つ情報が盛り込まれているので「やらされている」感が軽減される
●チームで協力し合い、目的を達成していく連帯感が生まれる
●問題解決のため、情報の整理や伝える力、リーダーシップの発揮、まとめ役として立ち回りなど、メンバー一人ひとりの資質が発揮&発見できる
●イベント開催後の宴会やパーティで共通の話題で盛り上がれる
●イベントの企画から当日の運営進行など、すべてお任せなので幹事さん楽々&盛り上がる
リモートワーク(テレワーク)は、満員電車での通勤や煩わしい人間関係ストレスから解放してくれた半面、孤独や不安感、コミュニケーションがうまく取れないことで起きるトラブルなど、マイナスの面も多く浮彫りになりました。
以前は社員同士の自然な交流やコミュニケーションの活性化の場として機能してきた社員旅行・社内イベントですが、ここ数年は敬遠される傾向があります。しかもコロナ禍でプライベートでも外出しずらい状況になってしまい、大人数での会食やイベント、社員旅行などを実施するのがさらに難しい状況。
このままでは深刻なコミュニケーション不足に陥ってしまう、という危機感を覚えている事業者や社員の方も多いことでしょう。
リアルでもオンラインでも、ゲーム感覚で楽しめるIKUSAのアクティビティで、ぜひ企業や職場の課題を解決してみませんか?
IKUSAのプログラムを社員旅行プランに盛り込みたい、社内イベントとして実施したい場合は、旅行会社を通じてリクエストしてもよし。自社で会場を確保して社内イベントとして開催したい場合は、IKUSAに直接お問合せください。
■取材協力
株式会社IKUSA
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