【連載5】島巡り、サバイバルキャンプetc田代島マンガアイランドでのワーケーション＆家族連れ職場旅行は楽しみ方無限大！

宮城県石巻市の田代島にある宿泊施設「マンガアイランド」を、同市在住のライター・鈴木がワーケーションおすすめスポットとして紹介していくシリーズ。6月から連載してきましたが、マンガアイランドの冬季閉館に伴ってこの回がいったん最終回となります！

前回の記事を書いたのがなんと8月4日。その後は新型コロナウィルス感染拡大の影響でマンガアイランドが長期臨時休業に入り、やっと再開したと思ったら今度は週末に限って台風や雨が多く、なかなか記事が書けないまま冬季閉館の時期を迎えてしまいました。

最終回は、前回の予告に書いていた“東北のハワイ＝網地島”の紹介と、マンガアイランドに設置している「来島記念ノート」に寄せられたメッセージで締めくくりたいと思います！

▼田代島「マンガアイランド」連載シリーズ
・第1回目：『ひょっこりひょうたん島』のモデル＆猫の島として有名な田代島の魅力
・第2回目：石ノ森章太郎先生と田代島一番の猫スポット「島のえき」
・第3回目：“猫型ロッジ”の宿泊棟と島の味が楽しめる「田代食堂」
・第4回目：夏のアイランド＆猫ごはんお預かりBOX
・連載5：島巡り、サバイバルキャンプetc田代島マンガアイランドでのワーケーションは楽しみ方無限大！
・第6回：ワーケーションにもおすすめの田代島マンガアイランド！1泊2日ファミリーキャンプレポ

田代島から船で10分の「網地島」は東北のハワイ？！

マンガアイランドのある田代島から船で約10分。田代島の倍ほどの大きさの離島・網地島（あじしま）には白浜海水浴場という海水浴場があり、夏を中心に観光客が多く訪れます。

白浜海水浴場の特徴は、その名前の通りきれいな白い砂浜！そして透明度の高い海！！その美しさから“東北のハワイ”とも呼ばれています。

例年ならこのビーチはたくさんの人で賑わい、石巻本土のビーチではあまり見られないビキニのお姉さんやイケイケのお兄さんもたくさん遊びに来る観光地です。

マンガアイランドに連泊して日帰りで網地島観光をしてもいいですし、網地島にも民宿やペンションがあるので、島巡りしながらワーケーションを楽しむのもおすすめ。海水浴ももちろんですが、島ならではののどかな空気を感じたい人や、のんびりお散歩が好きな人にぜひ楽しんで欲しいのが町歩きです。

細い路地を挟んで昔ながらの民家が並ぶ網地島の町並みは、どこか懐かしく味わい深い雰囲気。路地からヒョイと出てくる猫や道端に咲く花も、ほっこりした気分にしてくれます。

上の写真のように細い小道があちらこちらに。小道の奥の小さな階段と緑のトンネルはどこへ続くのか．．．探検心がくすぐられます。

のどかでレトロ、懐かしいのにどこか非日常を感じる網地島さんぽは、カメラが趣味の人にもおすすめです。

足元の花や猫を愛でながら歩き、ふと顔を上げると視界の先に青い海！どこを歩いていてもたいていすぐに海へと出るのも、小さな離島ならではの魅力です。

これらの写真は今年の春に網地島へ行った時に撮ったものです。ちょうどひじきの収穫真っ盛りの時期だったので、庭先や道端にゴザを敷き、ひじきを干す島の人たちの姿も多く見られました。

離島での時間の流れ方は、なぜゆったりと感じるのでしょう。のどかな雰囲気に身を任せてのんびり散歩していると、気づかないうちに2時間3時間はすぐに経ってしまいます。

網地島観光といえば夏が王道ですが、島さんぽや写真撮影目的なら春もおすすめ。小道に咲く花、うららかな日差しと木漏れ日がとても優しく、ひじきの時期は庭先に出ている人が多いので、地元の人との交流も楽しめます。

猫天国の田代島！みなさんのご来島をお待ちしてますにゃ〜

さて、連載の最後はマンガアイランドに設置してある「来島記念ノート」に寄せられたメッセージと、猫たちの写真で締めくくりたいと思います。

こちらが来島記念ノートです。

ノートには子どもから大人まで、様々な来島者からのメッセージが書き込まれています。

そうなんです。島の猫たちは島民や観光客から可愛がられているので、毛並みもいいし野良猫と思えないほどふくふくしているんですよね！

まさに猫好きにとって天国！！

確かに、島は起伏もあるので歩いて観光するのは意外と疲れます。でも楽しい思い出ができたようで何よりです！

定年になったら住みたいという気持ち、とってもよくわかります。定年するまでは、ワーケーションスポットとしてもおすすめですよ〜！

本当なら、田代島が一番盛り上がる夏のマンガアイランドの様子をもっとお伝えしたかったのですが、残念ながら叶わず．．．。気になった方は来年ぜひ直接足を運んでみてください。

来年の春、マンガアイランドの冬季休館が終わる頃にはコロナの感染状況が落ち着いて、またたくさんの人たちで賑わう田代島が戻って来ますように。猫たちも（たぶん）みなさんの来島を待っています。

下の写真は、私がマンガアイランド閉館前最後に田代島を訪れた10月17日のものです。

この日も天気が荒れていて観光客も猫の姿もまばらでしたが、よくここで見かけるこの猫は、変わらずベンチにポツンと座っていました。「雨の日は誰も来ないからつまらないニャ〜」という声が聞こえてきそう．．．。

謎解きゲームにサバイバルキャンプも。ワーケーションの可能性広がる田代島マンガアイランド！

6月から5回に渡って連載してきた『ワーケーションにオススメの田代島「マンガアイランド」』。海を渡らないとたどり着けない非日常感や島ならではののどかな雰囲気、かわいい猫たち、そして大御所漫画家先生たちの息遣いを感じられるネコ型ロッジ。

離島という環境は、謎解きゲームやアウトドア体験などにもぴったりです。チームごとに別々のロッジに泊まって課題解決スピードを競ったり、キャンプ＋釣り＝サバイバルキャンプに挑戦してみたり？！

東日本大震災の被災地でもあるので、防災の要素を取り入れたプランも立てやすいなど、のんびりまったりなワーケーションだけでなく、チームビルディングや社員研修を兼ねたワーケーションとの相性も◎。

いろいろな可能性が広がるマンガアイランドに、猫好きさんも、旅好きさんも、島好きさんも、マンガ好きさんも、是非一度足を運んでみてくださいね！

マンガアイランド
所在地：宮城県石巻市田代浜字敷島24
問合せ先：0225-21-4141（マンガアイランド事務室）
開館期間：5月12日〜10月31日
休館日：毎週火曜日（7・8月の火曜日と9月21日は開館）※火曜日が休館日のため、月曜日は宿泊不可
料金：
ロッジ 大（浴槽・シャワー有）定員5名　9,160円／泊 ※シーツ代 220円／人
ロッジ小（シャワー有）定員6名　8,140円／泊 ※シーツ代 220円／人
テントサイト 1区画定員4名　1,520円／泊
キャンプ用品一式（テント、備品等借用の方）　1,500円／泊
管理棟浴室　大人200円／回、小人100円／回
管理棟シャワー　大人100円／回、小人50円／回
暖房器具　ロッジ1棟1泊 1,000円
電動自転車　300円／回（大人用のみ）
ノーマル自転車　大人用200円／回、小人用100円／回
釣り竿（えさ、仕掛けの貸出はありません）　100円／回
天体望遠鏡　100円／泊
（大人：中学生以上、小人：小学生以下）

▼田代島「マンガアイランド」連載シリーズ
・第1回目：『ひょっこりひょうたん島』のモデル＆猫の島として有名な田代島の魅力
・第2回目：石ノ森章太郎先生と田代島一番の猫スポット「島のえき」
・第3回目：“猫型ロッジ”の宿泊棟と島の味が楽しめる「田代食堂」
・第4回目：夏のアイランド＆猫ごはんお預かりBOX
・第5回目：島巡り、サバイバルキャンプetc田代島マンガアイランドでのワーケーションは楽しみ方無限大！（最終回）
・第6回：ワーケーションにもおすすめの田代島マンガアイランド！1泊2日ファミリーキャンプレポ