「社員旅行に行きたくない!」「団体行動は苦手・・・」それは「社員旅行net」編集部のあるわが社でも同じこと。部署が違うとまったく会話もないまま1日が終わり、下手すると数か月顔も合わせないということも。
同じ社員なのに、他の事業部が何しているか全然わからないというのは、会社としてすでに終わっている??これではマズイと考えた編集部が企画したのが、注目のグランピング&テラスBBQツアーです。
若手社員が多いため、結婚したばかりで子どもが小さい、リモートワーカーが多いという事情があるので日帰り可能な場所を物色。できれば会話が弾む(と思われる)BBQを取り入れたい。
しかしながら虫が苦手な女性社員のために「おしゃれで快適なアウトドア」を模索しました。
見つけましたよ!秋川渓谷にあるおしゃれなBBQテラス。それでは早速ご案内しましょう!前編では社員旅行の様子をレポート。後編では企画(プランニング)から終了までの幹事の仕事をご紹介します。
イマドキのIT企業が楽しんだ日帰り&1泊2日グランピング・テラスBBQ社員旅行。自由すぎる社員が集まる企業でもこれなら簡単(多分)です!
貸切バスを利用すれば、秋川渓谷までラクラクアクセス!バス車内ではお酒を飲んだり、ゲームをしたり、自由に盛り上がることができます。
しかし、グランピング施設はいま注目を集めておりどこも予約でいっぱい。ようやく宿泊予約が取れたのが金曜の夜。会社を半休して独身メンバー6名が前乗りし、取材・撮影を兼ねたグランピング宿泊を楽しむことに。
仕事の都合で参加できなかった社員の皆様、申し訳ありません!
【1日目】
時間 | スケジュール |
12時 | グランピング参加メンバーのみ渋谷出発(電車・バスを乗り継いで秋川渓谷にある“ふれいあ広場”へ) |
16時頃 | ふれあい広場着・夜ご飯の準備 |
18時30分~ | 夜ご飯&焚火を楽しむ |
23時頃 | 火の始末をして就寝 |
【2日目】
7時 | 用事のある社員3名が始発のバスで帰る |
10時 | チェックアウトからのテラスBBQの準備突入 |
11時 | 日帰り組が貸切マイクロバスで到着! |
11時30分~15時30分 | 水辺のテラスでBBQを楽しむ |
17時30分頃 | 貸切バスで新宿駅着・終了 |
<参加人数のべ22名分の料金>
●貸切マイクロバス 68,200円(税込)
●グランピング宿泊(1泊1食付き×6名分) 107,400円
●日帰りテラスBBQ 85,700円
●駐車場代 3,000円(バスは2,000円)
●飲み物・おつまみ代など 約20,000円
★費用合計:284,300円前後 1人当たり12,923円
こちらの料金はあくまでも今回のプランでかかった費用です。プラン内容によって変わりますので、お気軽に「社員旅行net」にご相談ください!
秋川渓谷は人気のBBQスポット!夏になると貸切バスをチャーターしてでかける職場も多いのでは?
今回お世話になったのは檜原村近くにある「ふれあい広場」です。電車と路線バスを乗り継いでも行けるので「遅れてくる社員」「途中で帰りたい社員」にもぴったり。
それでは早速、グランピング宿泊体験を楽しんだ(苦しんだ?!)社員の声とともにご紹介しましょう。
渋谷からJR山手線に乗り、新宿駅から中央線・青梅線・武蔵五日市線と乗り継ぎやってきました「武蔵五日市駅」。そこから路線バスで受付のある「荷田子バス停」まで移動。
受付を済ませた後、再び「荏田子」のバス停から路線バスに乗り、グランピング&BBQ施設のある「郷土資料館前」まで行きます。
路線バス車内で電車に乗り遅れた社員が偶然にも合流!路線バスの本数が少ないゆえのマジックです(笑)。
ふれあい広場のグランピングテントは3つ。最大6名まで宿泊可能なテントA・Cを社員旅行netチームがレンタル。残り3名まで宿泊できるテントBは別の女子グループがレンタルしていました。
グランピングサイトは土日祝日は3か月先ぐらいまで予約がいっぱい。社員旅行で泊まりたい場合は平日以外は厳しそうです。
こちらのグランピング施設は宿泊できる定員数が15名までなので、それ以上の場合は宿泊は難しいのでご注意を。
グランピングテントサイトAにはテラスにジャグジーもあり、とっても広々としています。こちらに全員集合し、夕食の準備を始めます。
火起こしチームとお料理下ごしらえチーム。まだ日があるのでゆっくり楽しみながら進めます。
ちなみにこちらのグランピング施設を訪れたのは、11月の2週目の金曜日。紅葉も始まっており、少々肌寒い気候でした。
宿泊費用とは別に夕食のキットを注文できます。もちろん自分たちで食材を持ち込んでもOK。
私たちは仕事場から電車・バスを乗り継いでだったので、食材キットをオーダーしました。ステーキ肉、野菜、ピザ用のキット、おつまみなどをそろっている「ウェーバープラン」は2人前から注文可能です。
オプションメニューとして、パエリアキット、チーズのアヒージョも追加できます。
ドリンクやおつまみ類は、武蔵五日市駅前にあるコンビニで調達しました。
ピザは丸めた生地がキット内に。これを薄く伸ばし、食材などをのせて焼きます。
ピザ屋でバイト経験のない2人が生地を延ばすのに奮闘。
調理器具やスキレット鍋、BBQ用の道具、炭、スパイス、食器などはすべて準備されているのでラクラクです。
火起こしもどうやら順調に進んでいるようです。
日が落ちてすっかり冷え込んできたグランピングサイト。でも、薪が燃える炎を囲むとさほど寒さを感じません。
今回は3つの異なる事業部とシステム部門から合計6名が参加。普段お互いにどんな仕事をやっているのか、あまり知らないので、しばし仕事の話で盛り上がります。
また、システムチーム在籍するバングラディッシュの青年・カビルの母国での話や日本でおすすめの観光地の話など、異文化交流も楽しめて面白かったです。
社員旅行で台湾を希望するグループから「台湾のウイスキー工場、カバランを見学したい」という要望、が数年前からちらほらめだつように。台湾のウイスキー、気になっていました。
日本では原酒不足が続き、おいしいウイスキーが品薄状態の中、世界中から注目を集めている台湾ウイスキーのカバラン。2006年に蒸留所を開設し、2008年にはシングルモルトのウイスキーを発売しました。
亜熱帯で熟成が速く、しかも高品質、というこれまでの常識を覆すウイスキーづくり。2010年イギリスで行われたブラインドテイスティングで、本場スコットランドを差し置き、高得点を獲得するという快挙を成し遂げています。
台湾土産としていただいた、5種類のミニボトルを今回持参。みんなで少しずつ味見を・・・と思っていたところ、あまりのおいしさにあっという間に飲み切ってしまいました。
翌日の日帰り組から大ブーイングが巻き起こったのはいうまでもありません。
テントサイトAは男性グループが宿泊。テント内ではいびきに悩まされる人々、背が高すぎてベッドから足がでてしまう人など、さまざまなドラマがあった様子。
テント内には冷蔵庫の他、石油ファンヒーターも完備されており、寒さはそれでカバーできました。
お風呂施設が簡易シャワーがありましたが、冬は気を付けないと風邪をひくかもです。
テントの中にはコーヒー豆、ミル、ドリッパー、湯沸かしポット完備。始発の路線バスで帰宅する組は、コーヒーを飲んでキャンプ場を後にしました。
日帰り組が貸切マイクロバスで到着!家族同伴や小さな子ども連れ社員もいたので、新宿駅と武蔵五日市駅の2か所でピックアップをお願いしました。
貸切バスのチャーターは姉妹サイトである「マイクロバス牧場」でお世話になっている、杉並区に営業所があるバス会社「アルモニア」さんです。
日帰り利用できるBBQテラスは2か所に区切られています。両方をひとつにつないで大勢で貸切もできます。
テラス席からはリバービュー。夏なら涼しくて気持ちよさそうです。
しかし季節は秋・・・。ちょっと肌寒く、薄暗い雰囲気。さっそく火起こしして気分を上げなくては!
囲炉裏に炭を入れ、さっそくBBQの準備です。
こちらも食材はカットされているので焼くだけ。お肉や焼きそばなどのベーシックなセット、海鮮類がプラスされたセット、お肉類を国産でそろえたプレミアムセットの3種類から選べます。
注文は5名分からOK。もちろん、自分たちで持ち込みも可能です。
オプションとして生ビールのサーバーレンタルもあるので、もっと大人数ならこちらをお願いしてもいいですね。
2人ラグビーワールドカップを開催する人や、河原の石を拾う家族などなど・・・。
夏ならもっと楽しく水遊びできです。ふれあい広場ではプライベート渓谷もあり、10名~20名までで貸切BBQもOKだそうですよ。
水着に着替えてそのまま川へダイブも楽しめるようです。
テラスBBQを終えて帰宅する社員たち。キャンプ場までアルモニアさんが貸切マイクロバスで迎えに来てくれました。
小さい子ども連れの社員からは貸切バスでの移動は「必ず座って移動できるのが良かった」「騒いだりしても回りの目が気にならない」という意見がありました。
普段は別のオフィスにいる社員や、事業部が別で「話す機会がない社員とお話できてよかった」とおおむね好評だった様子。
残念だったのが、グランピング施設とテラスBBQ施設が別で「グランピングのラグジュアリー感がなかった」という意見も。
次回の課題にしたいと思います。参加いただいた社員の皆様、お疲れ様&ありがとうございました。
関東エリアで大人数で泊まれる(利用できる)グランピング施設を探しましたが、あまり多くないというのが感想です。また、土日祝日はどこも満室でまったく予約が取れませんでした。
今回は途中で帰るメンバー、日帰り希望者も多かったので、ちょっと変則的なツアーになりましたが、用事のある人は自由に帰れるというのがメリットだったのではないかと思います。
【後編】では社員旅行幹事の企画から終了までの流れを解説!大変な面もありますが、他のメンバーにも協力を仰ぎ、なんとか成功!?できたのかなと思う編集部でした。
■取材協力
ふれあい広場
住所:東京都あきる野市乙津789 渓谷BBQ
問合せ先:keikokubbq@gmail.com(予約は公式ホームページから可能)
アルモニア(貸切バス)
住所:東京都杉並区永福4丁目13-1
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