意外に知らない岡山県?1泊2日の社員旅行でおすすめのモデルプランと料金を調査【前編】
岡山・倉敷美観地区
こんにちは!「社員旅行net」編集部・古代史オタクのHです。
実は夫が寅さんオタク・・・。岡山まで映画「男はつらいよ」の聖地巡礼を楽しんできました。
仕事で何回か岡山に行ったことがあるのですが、1回目は倉敷をかけ流し観光。2回目は山奥にある会社まで日帰りだったんでどこにも寄らずに帰京。今回が初めてがっぷり四つに組んだ観光旅行です。
関東圏の人なら岡山県と聞くと倉敷しか思い浮かばない人(私も)が多いのでは?関西の人も社員旅行であまり積極的に行かないのか、社員旅行の行き先ランキングで42位という体たらく(ちなみに同率42位で
青森・
徳島です涙)。
今回、プライベートで岡山を旅してみて気づいたんですが、関東エリアからだと新幹線代が高い・・・。倉敷のパッケージツアーや出張パックの金額が往復新幹線代とほぼ同じってどういうこと?
もしかして、社員旅行として団体割引をうまく利用して訪れたらお得に岡山を満喫できるんじゃないの?
ということで、
岡山県に社員旅行でおすすめの観光スポットやグルメなどを、編集部目線でご紹介しましょう。
社員旅行の行き先に岡山県!交通手段と料金を調査
岡山駅までは「東京駅」から東海道新幹線で
約3時間24分。人気の倉敷まではJR伯備線で約17分で行けます。高速バスだと夜行を利用して約9時間30分ぐらい。
飛行機だと羽田発でJAL・ANAが1日5便ずつ。約1時間30分ぐらいで岡山桃太郎空港に到着します。
名古屋からなら新幹線で約1時間35分、大阪からなら新幹線で約46分と大変便利です。
関東エリア発なら最低でも1泊2日。大阪・名古屋なら日帰りOKです。大阪からなら在来線で移動しても約2時間40分ぐらい(片道3,020円)です。貸切バスで移動しても便利ですね。
以下、各乗り物の費用(片道)と所要時間目安を東京/名古屋/大阪出発でまとめてみました。
新幹線(東京発) |
17,540円ぐらい |
約3時間24分 |
新幹線(名古屋発) |
11,490円ぐらい |
約1時間35分 |
新幹線(新大阪発) |
6,430円ぐらい |
約46分 |
飛行機(羽田発) |
10,900円ぐらいから |
約1時間15分 |
倉敷だけじゃない!岡山おすすめ観光スポット
倉敷美観地区
倉敷なら安いパッケージツアーがたくさんあります。ここは、団体割引を活かして倉敷以外の立ち寄り先も検討しつつ、オリジナルの岡山社員旅行プランを楽しんでもらいたい。
個人でうろうろしてみて、時間がない中、電車移動は結構大変だったので、現地ではぜひ貸切バスをチャーターしてもらい、がっつり楽しんでいきましょう。
- 映画「男はつらいよ」の聖地巡礼として備中高梁市
- 古代史オタクがしびれる「吉備津神社」「鬼ノ城」「楯築墳丘墓」
- 岡山観光の定番「倉敷」「岡山城」「岡山後楽園」
- 日本のエーゲ海といわれる「牛窓」
- 備前でモノづくりを体験「備前長船刀剣博物館」「備前焼の里」「旧閑谷学校」
【前編】では1~2までを詳しくご紹介していきましょう。
映画「男はつらいよ」聖地巡礼・備中高梁(びっちゅうたかはし)
2019年は「男はつらいよ」誕生から50周年を迎えました。山田洋二監督が新作の制作を発表。2019年12月に封切りが予定されています。
この備中高梁は、第8作「寅次郎恋歌」(1971年・池内淳子がマドンナ役)と第32作「口笛を吹く寅次郎」(1983年・竹下景子がマドンナ役)の2作品の舞台になっています。寅さんシリーズでは唯一、2回訪れている町。
監督にとって、それだけ思い入れが強い場所だったのかもしれませんね。備中高梁は広島県との県境近くにあり、JR伯備線で岡山駅から約57分です。
「口笛を吹く寅次郎」で“蓮台寺”として登場する「薬師院」
備中高梁・薬師院
映画では寅さん(渥美清)の妹・さくら(倍賞千恵子)の夫である博(前田吟)がお父さん・飃(ひょう)一郎(志村喬)のお墓参りするところとして登場します。
寅さんはマドンナ役の竹下景子とこの薬師院の階段で出会い、惚れてしまうといういつもの展開。二日酔いでお経があげられなくなった住職(竹下景子の父)の代役として、住職に扮した寅さんが、見様見真似で法事をおつとめすることになります。
さくら夫婦・息子の満男が三回忌の法要でお寺を訪れると、現れた住職がなんと寅さんとわかり驚愕、という名シーンの舞台。
竹下景子さんと寅さんが出会う階段や法事を行ったお墓、ローカル線が行きかう線路など、映画を思い出しながら訪ねてみましょう。
実はこの通り沿いにたくさんお寺があるのですが、その外観はお寺というよりも城壁のようにも見えます。
備中松山城の城下町として開かれたこの辺り。城主がくるくると入れ替わってきた歴史があるそうです。この道を通って山城に向かう敵兵を迎え撃つため、城壁をお寺に偽装!?
お墓の影に隠れていた兵士が通りすがりの敵を弓や槍で奇襲したという話をボランティアガイドさんから伺いました。
つまり「城壁じゃないの?」と突っ込まれたら「いえいえ、お寺だよ」とごまかしつつ、お城の城壁としての役目を果たしてきたということなのですね。う~ん面白い。
ぜひ、現場を訪れて他ではあまり見られないユニークな街並みを満喫してみてくださいね。
博の実家という設定の「岡村邸」は武家屋敷通りにあり
映画のワンシーンを再現するおぢさん
博の実家があるという「岡村邸」は石火矢町・武家屋敷通りにあります。映画「寅次郎恋歌」で博の父・飃(ひょう)一郎と寅さんが買い物に出かけていくところで登場。
武家屋敷が今も連なるこの場所は、天空の城として竹田城に並んで注目を集める備中松山城の城下町。岡山ふるさと村の指定を受け、白壁の長屋門や土蔵が連なっています。
旧折井家
当時の武家の暮らしを垣間見ることができる「旧折井家」や「旧埴原家」など、貴重な資料が残されています。
歴史に詳しいボランティアガイドさんが丁寧に紹介してくださいますので、ぜひ社員旅行で訪れた際はお願いしてみてはいかがでしょうか。
渥美清さん・山田洋二監督が泊まった江戸時代創業の旅籠「油屋旅館」
高梁川のほとり、本町通りにある木造3階建ての「油屋旅館」は、さくらの夫・博の親戚(諏訪家一族)が亡き父(飃一郎)の家の処分を巡り話し合うシーンで登場します。
油屋旅館は江戸時代から旅籠として続いてきた宿で、司馬遼太郎さんの小説「峠」にも登場。歌人である与謝野鉄幹・明子夫妻も訪れるなど、数々の文化人から愛されてきました。
「男はつらいよ」の第8作・32作にも登場。撮影中にはスタッフ、山田洋二監督、渥美清さんも宿泊したそうですよ。アユ料理が有名です。
そしてこちらは本町通りでひときわ目を引く高梁市商家資料館「池上邸」。
高梁市商家資料館「池上邸」
徳川八代将軍吉宗の頃に、この地で小間物屋の商いをはじめ、その後、両替商、高瀬舟の船主等を経て醤油製造で財をなした豪商の家だそうです。現在は無料休憩所として公開されています。
こちらの屋敷の注目ポイントは玄関のたたき。
なんと1枚の焼き物(常滑焼だったと記憶してます)で作られているそうです。これだけ大きく平なものを焼いて運ばせるなんて、ちょっと考えられない贅沢です。
寅さんが柴又の「とらや」に電話をかけるシーンで登場「白神食料品店」
続いて紺屋川(こうやがわ)美観地区へ移動します。第8作「寅次郎恋歌」で博の父・飃(ひょう)一郎と寅さんがお酒を買うお店が「白神食料品店」という設定。
このお店は第32作「口笛を吹く寅次郎」の際、病気の父を支えながら頑張る酒屋の娘、ひろみ(杉田かおる)の実家にもなりました。店先の公衆電話から、柴又の「とらや」へかける寅さん。脇から10円玉を入れてくれるひろみの笑顔が印象的です。
高梁川へと流れ込む紺屋川は、備中松山城の外堀の役割を果たしていたといいます。川沿いには桜や柳の並木道が続き、情緒たっぷり。そんなところも山田洋二監督の御眼鏡にかなったのかもしれませんね。
観光案内やお土産などを扱う「高梁市観光物産館紺屋川」には、映画やアニメのロケ地となった作品を紹介。「この作品もここがロケ地だったのか」という新しい発見があるかもしれません。
聖地巡礼以外にも見どころ満載の備中高梁
高梁市立図書館でガイドさんと待ち合わせ
備中の小京都とも称される高梁市。私たちが訪れた際は、すっかり近代化された駅でTSUTAYAとコラボしたでっかい図書館が併設されていました。
ボランティアガイドさんとはこちらで待ち合わせ。寅さんロケ地巡りツアーでお世話になりました。
城下町として、歴史的建造物が美しく保存されている高梁市。ロケ地以外にも見どころがたくさんありますので、そちらも併せてご紹介しましょう。
雲海に浮かぶ天空の山城「備中松山城」
備中松山城は、現存する山城で最も高いところにあり、日本三大山城のひとつになっています。標高478mの臥牛山(がぎゅうざん)山頂付近に本丸があるため、訪問するには山の中腹にある駐車場から約30分かけて登らなければなりません。
お城の歴史は鎌倉時代に遡り、山陽と山陰を結ぶ東西主要街道が交差する要地だったため、戦国時代には激しい争奪戦が行われてきたそうです。
9月下旬~4月上旬にかけての早朝は雲海が一面に広がり、日本のマチュピチュとして有名になった竹田城(兵庫県朝来市)のように「雲海に浮かぶ備中松山城」を観ることができるのが大人気!
特に
10月下旬~12月上旬はねらい目で「天気が良く、朝方と日中の気温差が大きい」場合に発生しやすいとのこと。その時期を狙って訪れるのもいいですね。
倉敷の玉島とを水運で結んだ「高瀬舟」
高梁市観光駐車場の横に展示されている高瀬舟。高瀬舟は河川で使われた平底の木造舟で、浅瀬でもこげるように工夫されています。京都の高瀬川を行き来する小舟のことを描いた、森鴎外氏の小説「高瀬舟」が有名ですよね。
江戸時代から大正時代にかけて、岡山県の三大河川(高梁川・旭川・吉井川)の水運による南北交通の主役として活躍したそう(観光駐車場にある看板より引用)。
倉敷市玉島地区(倉敷市)とは高梁川を行きかう高瀬舟を通じて交流が盛んに行われていたそうです。昭和3(1928)年に伯備線の全線開通までこの地域の発展に貢献。瀬戸内海に面した岡山県は、水運・海運の要として発達してきた地区なのだということがわかります。
ベンガラ色の美しい町並みが残る「吹屋ふるさと村」
「ベンガラ(弁柄」とは土から取れる成分(酸化鉄)で赤色顔料のひとつ。江戸中期(1707年)頃に、全国ではじめて吹屋で生産されたものです。
赤銅色の石州瓦とベンガラ色の外観で統一された、見事な町並みが整然と続く吹屋の町並みは、岡山ふるさと村に認定。文化庁より国の重要伝統的建造物群保存地区の認定も受けました。
豪商が競い合うように贅を尽くして建てた豪邸は、全国各地に残されていますが、吹屋は旦那衆が相談の上で石州(今の島根県)から宮大工の棟梁たちを招き、町全体が統一されたコンセプトの下に建てられているという画期的な街づくりが特徴(
高梁市観光ガイドホームページより引用)。
ベンガラ館
明治の頃の弁柄工場を当時の姿に復元した「ベンガラ館」やベンガラ焼の土ひねりと絵付けの陶芸教室を開講する「ベンガラ陶芸館」もあります。
社員旅行でぜひ、伝統のベンガラ焼きを体験してみてはいかがでしょうか。
<Information>
■高梁市観光案内
住所:岡山県高梁市旭町1306 高梁市図書館内
電話:0866-22-8666(9時~17時受付、年中無休)
■薬師院
住所:岡山県高梁市上谷町4100
電話:0866-22-2575
■石火矢町ふるさと村
住所:岡山県高梁市石火矢町
電話:0866-21-0229
■
油屋旅館
住所:岡山県高梁市本町38-1
電話:0866-22-3072
■紺屋川筋
住所:岡山県高梁市鍜冶町
電話:0866-21-0229
■備中松山城
住所:岡山県高梁市内山下1
電話:0866-22-1487
■吹屋ふるさと村
住所:岡山県高梁市成羽町吹屋838-2
電話:成羽町観光協会吹屋支部 0866-29-2222
古代史オタクがしびれる「吉備津神社」「鬼ノ城」「楯築墳丘墓」
古代日本で大きな勢力を誇った吉備国。現在でいえば岡山県と広島県東部、香川県島しょう部、兵庫県西部などを含めたエリアをそう呼んでいたそうです。
地理的に見てもわかるように、瀬戸内海を牛耳る絶好の場所にあり、大和政権設立までは北九州や出雲と協力して畿内に鉄が流れないようにブロックしていたのではないかといいます。物部氏の基盤だったのではという説もあり、奈良時代に活躍した吉備真備・和気清麻呂の出身地です。
岡山県といえば「桃太郎伝説」が有名ですが、この桃太郎のモデルになったのが「吉備津神社」の御祭神である「大吉備津彦命(おおきびつひこのみこと)」。そして退治された鬼「温羅(うら)」が築いたといわれているのが「鬼ノ城(きのじょう)」です。
鳴釜神事でも有名な「吉備津神社」
吉備津神社
岡山市北区にある「吉備津神社」。倉敷からJR伯備線・吉備線で約35分で到着します。
吉備国の総鎮守として創建され、吉備国が備前・備中・備後の三国に分割されたのち、備中国一の宮となりました。祭神である大吉備津彦大神(おおきびつひこのみこと)は、日本書紀や古事記によると、崇神天皇の時代に北陸や東海などを平定するために遣わした四道将軍の1人。
そのルートは前方後円墳の埋葬形式が広がった地域とほぼ重なっているため、神話ではなく史実だったのではないかといわれています。
室町時代・足利義満が造営したといわれる本殿は、
日本で唯一の建築様式「吉備津造り(比翼入母屋造)」で、
拝殿とともに国宝に指定されています。
吉備津神社の回廊
境内には長さ約400mという回廊があり、あじさいの名所としても知られています。訪れた時はモデルさんを連れて撮影する人も。確かに
フォトジェニックな場所です。
そしてこちらの神社で有名なのが鳴釜神事。
長い回廊の途中を右に曲がった先に「御竃殿」といわれる建物があります。お米を入れたせいろを置いた釜をかまどにかけて炊いた際、鳴る音の強弱や長短などで吉凶を占うというのが「鳴釜神事」です。
江戸時代に上田秋成が書いた雨月物語の中にある『吉備津の釜』が有名。浮気性の夫を祟り殺す妻の話です。
かまどの下には大吉備津彦命に成敗された鬼・温羅(うら)の首が埋められており、吉凶を告げているのは温羅だといわれています。
温羅は殺された後、首をはねられ、さらされます。しかし、ずっと唸り声を上げ続けていたため、御竃殿の下に埋めますがやっぱり唸り声を上げ続けたといいます。
ある日、大吉備津彦命の夢に温羅が現れ「妻である阿曽女(あぞめ)に神饌を炊かせれば、吉凶を告げよう」と答えたため、始まったのが鳴釜神事だそう。
占いは御竃殿で14時頃まで受け付けてくれます。
釜の音を聞いて「良い」「悪い」は自分で感じるものなので、特にお告げはありません。
中を見学するだけでもOK。神社の方が説明してくださるので、ぜひ立ち寄っていきましょう。
ちなみに私が訪れた際、鳴釜殿には広島の厳島神社から贈られた大きなしゃもじが飾ってありましたよ。
桃太郎が退治した鬼・温羅の「鬼ノ城(きのじょう)」
鬼ノ城(きのじょう)
温羅が住んでいたといわれる「鬼ノ城」は、吉備津神社から車で約30分ぐらい、総社市(そうじゃし)にあります。標高約400mの鬼城山山頂にあり、周囲2.8㎞の城壁に囲まれた古代の山城です。
言い伝えによると、温羅は百済の皇子で吉備国で蛮行を重ねていたため、その居城を「鬼ノ城」と呼んだといいます。しかし実際は、唐や新羅からの侵攻に備えたものという説が有力なようです。
蛮行を重ねたという伝承の一方、
稲作や製鉄・造船などの技術を吉備に伝えた英雄という伝承もあります。
城からは岡山平野や瀬戸内海も一望できる圧巻の眺望は、ぜひ一度訪ねてみたいスポットです。
ストーンサークルみたいな「楯築墳丘墓」
楯築墳丘墓
倉敷市矢部にある楯築墳丘墓(たてつきふんきゅうぼ)は、弥生時代後期に造られたといわれている首長クラスの方のお墓。高さ1.5~3.5m、幅30㎝~60㎝ある巨石が同心円上に配置されています。
まるでイギリスのストーンヘッジのようなイメージでしょうか。
中心から東北・南西(鬼門・裏鬼門ですな)方向に突出部があり、のちに畿内で作られた前方後円墳へとつながる形ともいわれています。
ここの発掘調査で見つかった特殊壺・特殊器台は祭祀に使われたもので、円筒埴輪へとひきつがれていったとか。丹で赤く塗るなどの装飾が特徴。奈良の箸墓古墳からも見つかっています。
巨石は吉備津彦命が温羅との闘いで、矢を跳ね返すために作った石の楯(たて)という説も。古代史オタクとしては、ぜひ足を運びたいスポットのひとつです。
<Information>
■
吉備津神社
住所: 岡山県岡山市北区吉備津931
電話: 086-287-4111
■
鬼ノ城
住所:岡山県総社市黒尾1101-2鬼ノ城ビジターセンター
電話:0866-99-8566
■
楯築墳丘墓
住所:岡山県倉敷市矢部
さて【後編】では岡山人気の定番観光スポットである「倉敷」「岡山城」「岡山後楽園」、そして女性に人気の「牛窓」、刀剣で盛り上がる備前をご紹介します。こうご期待!
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岡山へは新幹線利用がベストです。ローカル線の旅も魅力的ですが、大人数で移動する社員旅行の場合、現地で貸切バスをチャーターして周遊すると便利。
編集部Hがたどったルートをモデルプランとしてご紹介しましょう。1日目は寅さんの聖地巡り、旧山陽道・宿場町として栄えた倉敷の奥座敷・矢掛町に宿泊。
江戸の古民家旅館・矢掛屋
2日目は井原鉄道「夢やすらぎ」号(「或る電車」などを設計した水戸岡鋭治氏デザイン)に乗って、矢掛駅から清音を経由して倉敷まで移動。吉備津神社と倉敷を観光しました。
時間 |
スケジュール |
8時30分 |
東京駅出発(新幹線利用) |
13時15分 |
岡山駅乗り継ぎ・備中高梁駅着 |
13時30分~ |
寅さんの聖地巡り・武家屋敷や紺屋川地区散策など |
17時 |
倉敷の奥座敷・矢掛町へ移動、古民家の宿・矢掛屋宿泊 |
井原鉄道・夢やすらぎ号
【2日目】
時間 |
スケジュール |
9時 |
チェックアウトして矢掛の宿場町を散策 |
9時30分~11時 |
矢掛から清音・総社経由で吉備津、吉備津神社へ |
11時25分~14時 |
吉備津から倉敷へ移動し、ランチ&散策 |
14時30分 |
岡山へ移動し、新幹線で東京へ |
18時30着 |
東京着終了 |
<予算目安>
日本旅行の宿泊付きプラン1泊2日で1人36,000円前後でした。 その他、JRでの移動やランチなどの費用を含めると、1人当たり4万円ぐらいを見ておきましょう。
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