社員旅行で海外というと、ハワイやグアム、韓国、台湾あたりが一般的でしょうか。「もっと違う国にも行ってみたい!」という人に今回オススメするのが、ミャンマーです。
多民族国家で、信仰心の厚い仏教徒が多い「神秘の国 ミャンマー」への旅行。実はこれまで観光ビザの取得が必要だったのですが、2018年10月からビザなしで旅行できるようになったんです!
それを受けて、ミャンマー旅行の商品ラインナップを拡充している旅行会社も多いんですよ。この流れをいち早くキャッチして、次の社員旅行の行き先はミャンマーにしてみませんか?ミャンマー旅行のおすすめスポットやプチ情報をご紹介します。
ラオス、インド、タイ、中国に囲まれた多民族国家ミャンマーは、国民の90%が仏教徒ともいわれています。あちらこちらに建っている寺院や仏塔、日常的にお祈りをする人々などが醸し出す独特の雰囲気はまさに「神秘の国」。
ミャンマー最大の都市ヤンゴンは、ANAが成田空港から毎日就航している直行便で約7時間、往復航空券が7〜8万円程度とハワイへ行くのと変わりない手軽さ。いえむしろ、ESTA(電子渡航認可手続き)の必要がない分、ハワイより手軽と言えるかもしれません。
成田発以外だと、シンガポールやハノイ、バンコク経由があります。
国土が南北に長いので、地域によって気候の差はあるものの、主な観光地周辺の地域は基本的に一年中高温多湿。団体で旅行するなら乾季にあたる10月下旬~2月頃が計画も立てやすくオススメです。
ビザが不要になったことでミャンマーへの旅行者は増加することが予想されます。観光地として開発されすぎていない今が、「神秘の国」の魅力を体感するチャンスです。
それでは、社員旅行で訪れたいミャンマーのおすすめスポットをご紹介します!歴史的建物や文化的建物、自然と人々の暮らしが融合したミャンマーの景色は、写真越しでもまるで息遣いが聞こえてくるように生命力に満ちています。
ミャンマー旅行で絶対に外せないのが、黄金に輝く「シュエダゴン・パゴダ」です。パゴダとは主にミャンマー様式の仏塔(ストゥーパ)の事で、その中でもシュエダゴン・パゴダは、ミャンマー人にとって一番重要で神聖とされています。
ヤンゴンの北部に位置し、高さ約100メートルのメインの塔と、それを取り囲む60のパゴダからなるシュエダゴン・パゴダ。金箔や装飾の宝石がきらびやかに輝く昼と、ライトアップされる夜ではまた違った雰囲気を味わうことができます。
シュエダゴン・パゴダへ向かう時は、外国人観光客も裸足になる決まりになっているのでお忘れなく。
オレンジ色の空に何機もの熱気球。その下には、もやの中に浮かび上がる仏塔や寺院の数々。
そんな神秘的な風景の写真を見たことはないでしょうか?それが、世界三大仏教遺跡のひとつ「バガン遺跡群」です。
目の前を埋め尽くす数々の仏塔や寺院のほとんどは11世紀から13世紀に建てられたもので、およそ3000基もあるのだとか。脈々と息づいてきたそれらを目の前にすると、圧倒的な存在感に言葉を失ってしまいます。
ミャンマーに行ったなら、夕日に包まれる美しいバガン遺跡群を、是非とも空から熱気球で一望してみてください。
「インレー湖」は海抜1300メートルのシャン高原にある湖です。ここでは、湖の上に家を建てて暮らす人々の、昔ながらの生活を垣間見ることができます。
水上に建ち並ぶ素朴な作りの家々の間を手漕ぎボートで移動する様子はなんとも牧歌的。のんびりとした時間が流れます。
タイミングが合えば、5日ごとに開かれるマーケットも覗いてみてください。よそでは手に入らない素敵なお土産に出会えるかもしれません。
雄大な自然に溶け込み生きる人々の暮らしはどこか懐かしく、忘れていた何かを思い出させてくれるようなひと時です。
標高が高いため、夏でも一枚上に羽織るものがあると安心です。11月〜2月はジャケットなどの防寒着を用意しておきましょう。
この他にも、今にも転がり落ちそうな角度でピタリと止まりビクともしない黄金の巨岩「ゴールデンロック」や、頂上から絶景を見下ろすことができるポッパ山がある「ポッパ山国立公園」など、ミャンマーの雄大な自然と仏教文化の神秘を体感できるスポットがたくさんあります。
旅行といえば、旅先での食事も楽しみの一つですよね。ミャンマー料理と聞いて、具体的に思い浮かぶ人は少ないかもしれません。ミャンマーの代表的な料理をいくつかご紹介します。
ミャンマー人のソウルフード「モヒンガー」。朝食の定番メニューで、お米から出来た麺を使った料理です。
何と言っても特徴的なのは、ナマズで出汁をとること!ナマズと聞いて多くの人がイメージするであろう臭みはほとんどなく、あっさりとしたカレー風味です。
こちらも米粉を使った麺料理。シャン(ミャンマー東部にある州の名前)カオスエ(麺)という名前の通り、シャン州発祥の料理ですが、今ではミャンマー全土で親しまれています。
こちらは鶏出汁なので、モヒンガーに抵抗のある人はこちらがおすすめです。
ヒンはミャンマーのカレーです。カレーと言っても辛みはほとんどなく、ベースは玉ねぎとスパイスを炒めたもの。
その他の具材は鶏肉、豚肉、マトン、豆類、卵など作り手によって様々。特徴的なのは、具材が油でコーティングされるくらい油をたっぷり使っているところです。
そう聞くとちょっとためらう人もいるかもしれませんが、油がミャンマーのパサパサしたお米とカレーのつなぎになって美味しさを引き立たせています。
他にも、中国の食文化に影響を受けて発展したミャンマーの肉まん「ポップンシー」や、辛口で後味スッキリのミャンマービールもおすすめです。
ミャンマーへの旅行で最低限注意すべきポイントは以下の二つ。
ミャンマーは温厚で優しい国民性で治安が良い国なので、基本的には安心して旅を楽しむことができます。とはいえ、窃盗や置き引きには十分注意する、一人歩きはなるべく避け団体で行動するなど、海外旅行における基本的な緊張感は持っていてくださいね。
ビザ免除を受けて日本人観光客が増えることが予想されるミャンマー。「神秘の国 ミャンマー」を体感するなら、観光地化され過ぎていない今がチャンスです!
ぜひ社員旅行で訪れてみてください。
引用元:PR TIMES
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