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思い切って1週間漁師として暮らしてみる!?新入社員研修におススメのプログラム「イマココ」とは?

参加者と受け入れ側双方が学び合う場「イマココ」
(C)一般社団法人ピースボートセンターいしのまき

社員研修というと、企業理念などの講義やビジネスマナーを身につけるロールプレイ、チームビルディングを目的としたグループワークなどが一般的です。

しかし、「内容がマンネリ化して困っている」「もっとインパクトのある研修にしたい」という声も多く聞かれます。

そんな会社にぜひオススメしたいのが「漁師と共に暮らし、働く7日間」を提案する民泊型のプラン、『イマココ』です。

漁師と働くなんて大変そう?

田舎に泊まろうみたいで楽しそう?

どちらも正解!

仕事に真摯に向き合う漁師たちの姿勢や田舎ならではの暮らしには、「ココでしか学べない大切なこと」がたくさん詰まっています。

今回は『イマココ』を企画運営する一般社団法人ピースボートセンターいしのまきに取材しました。

被災地で参加者と受け入れ側、双方が学び合う新しい交流の場「イマココ」

漁師の暮らしを体験する1週間プログラム
(C)一般社団法人ピースボートセンターいしのまき

『イマココ』の舞台は宮城県石巻市に点在する小さな漁村。

東日本大震災の被災地である石巻で、「ボランティアに来てもらうだけでなく、参加者と受け入れ側の双方が与え合い学び合えるカタチ」を目指して、2013年に始まりました。

ただ漁業の手伝いをするだけなら、一般的な漁業体験やボランティアと変わりません。

『イマココ』の魅力は何と言っても受け入れ漁師の家に寝泊まりし、生活を共にできるところ。

仕事にまっすぐ向き合う漁師の姿、田舎に暮らす人々の「不便」だけど「豊か」な生活、たくましさ、厳しさ、あたたかさ。今なお影響を色濃く残す震災のこと。

「おはよう」から「おやすみ」まで漁村に住む人たちの生の姿に触れ続ける7日間は、自分の生き方を見つめ直す7日間でもあります。

参加した人たちが口々に言うのが、漁村での暮らしはまるで「外国に来たみたい」。

生活リズムも人間関係のあり方も、言葉までもが、普段自分を取り囲んでいるものとは大きく違います。

日本にいながらにして、異文化交流ができてしまうというわけです。

その違いに初めは戸惑うかもしれません。けれど、戸惑いが大きければ大きいほど、多くのものを学び取ることができる可能性が広がっています。

自ら学び取る姿勢が問われる「イマココ」で期待できる成果は?

イマココでは自ら学び取る姿勢が問われる
(C)一般社団法人ピースボートセンターいしのまき

現地滞在型の『イマココ』は、全てをお膳立てされた予定調和な研修とは違います

学びが与えられるのを待っているのではなく、自分から学びを掴み取りに行く姿勢が求められます

それは仕事をする上でもとても大切な要素ですよね。

せっかく目の前に広がっているたくさんの学びを見逃してしまわないよう、何のために参加するのか、参加前、そして参加中も自分としっかり向き合ってくださいね。

漁師生活の振り返りもきちんと
(C)一般社団法人ピースボートセンターいしのまき

そして最終日には、ピースボートセンターいしのまきの事務所にて行う振り返りで、学びをより深め自分の中に落とし込んでいきます。

期待できる効果

  • コミュニケーション能力の向上
  • 指示を待つのではなく、常に一歩先を見据えた行動
  • 積極性、自主性
  • チームビルディング
  • 自ら課題を見つけ、解決する力
  • 自己分析、自己理解
  • 危機管理能力
  • 現地に来ないとわからない被災地の現状を知ることができる

「お茶っこ」だって学びの時間!濃密な漁村の1日の流れをご紹介

一般社団法人ピースボートセンターいしのまき「イマココ」
(C)一般社団法人ピースボートセンターいしのまき

それでは、気になる漁村での一日をのぞいてみましょう。

朝6時 船に乗ってワカメの収穫へ GO!

早起きのご褒美は船の上から見る綺麗な朝日。

7時30分 収穫したワカメの湯通し作業

刈り取ったわかめは煮ると色鮮やかな緑に
(C)一般社団法人ピースボートセンターいしのまき

刈り獲ったばかりの茶色いワカメが、お湯に通すと鮮やかな緑色に!

8時 朝食

獲れたてのワカメとめかぶで頂く朝食は、漁村ならではの贅沢。

8時30分 作業再開

湯通ししたワカメを塩漬けにする「塩蔵」作業
(C)一般社団法人ピースボートセンターいしのまき

湯通ししたワカメを塩漬けにする「塩蔵」作業。

10時 お茶っこでちょっと一息

お茶タイムはコミュニケーション
(C)一般社団法人ピースボートセンターいしのまき

お茶っことは、現地の方言で「お茶飲み」のこと。

11:30 昼食

魚を自らさばいて昼食に
(C)一般社団法人ピースボートセンターいしのまき

ご近所さんからいただいたお魚を自分たちでさばいて昼食に。

14時 再び作業開始

16時30分 作業終了

あっという間に夕方です。

18時30分 夕食

みんなで食卓を囲んでわいわい
(C)一般社団法人ピースボートセンターいしのまき

みんなで食卓を囲んだらすっかり家族の仲間入り!

22時 就寝

季節やお世話になるお宅によって作業内容や一日のスケジュールは変わりますが、大まかな流れはこんな感じのようです。

漁師仕事の手伝いはもちろんですが、作業の合間の「お茶っこ」や家族で囲む食卓など一見他愛のない時間にこそ、たくさんの学びがあるといいます。

「おはよう」から「おやすみ」まで、漁村のリアルに触れ続けることができる7日間となることでしょう。

東北の漁村で1週間の漁師暮らし体験!「イマココ」で民泊型社員研修

昼食後に作業再開
(C)一般社団法人ピースボートセンターいしのまき

漁師というと「男の仕事」というイメージが強いかもしれませんが、女性の方が向いている作業もあり、これまでも参加者の半数は女性だそうです。

また、55歳までと年齢制限が設けられていますが、それも応相談。

「おじいちゃんの家に行く気分で毎年お手伝い兼遊びに行っています」

「助け合いで生きているということが身に沁みました」

「仕事の時の緊張感と、お茶っこの時のリラックスした表情とのメリハリが「プロ」だと感じた」

「浜の人たちのように私ももっと家族を大切にします」

「震災のリアルな現状を知ることができました」

参加した人たちの数々の感想からは、慣れない環境や作業のキツさよりも、もっと豊かにいろいろなものを獲得して帰って行ったことが窺えます。

社員研修などでの参加の場合、オーダーメイドでプランを作成してもらえるそうなので相談してみましょう。

プログラムが始まってからの5年間で1500人以上が参加し、毎年100人以上のリピーターが「里帰り」に来ると言う『イマココ』

スルメのように味わい深い、民泊型の社員研修。オススメです!

『イマココ』のオススメポイントまとめ

漁師の家に寝泊まりし生活を共にすることで、漁村に住む人たちの生の姿に触れることができる
日本にいながらの異文化交流で自分の生き方や働き方を見直すことができる
被災地の「本当の今」を自分の目で確かめることができる
最終日の振り返りで研修の成果をしっかり自分の中に落とし込める
毎年100人以上のリピーターを呼ぶ、スルメのような味わい深さと奥深さ!

■取材協力
一般社団法人 ピースボートセンターいしのまき「イマココ」
宮城県石巻市中央2-5-7
※「イマココいしのまき」は2019年9月末をもって受け入れを終了しています。

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