皆さんは社員旅行に行きたいですか?どちらかといえば行きたくない、前向きになれない、という人は確かに多いかもしれません。
今回はそんな人必見!例文付きで社員旅行の断り方をお教えします。
それでは、社員旅行の断り方を例文付きで紹介していきます。
「実は社員旅行の日程中に、海外に住んでいる友人が日本に帰ってくる予定になっていまして、次に会えるのがいつになるかわからないので、今回はそちらを優先させてください。」
例文では具体的な内容を話していますが、どうしても外せない予定が前々から入っていると伝えれば、参加を強制されることはないはずです。
「ペットのお世話があり、1日家を空けることができないので、不参加とさせてください。」
こちらの例文は、自身がペットを飼っていない場合、家族が飼っているペットを預かることになっている、という言い回しができます。
「社員旅行ですが、今回は子供の学校行事と重なっているので、不参加とさせてください。」
行事だけでなく、習い事の大会があるなど、子供のお世話を理由にすれば、強制されることはないでしょう。
「乗り物酔いする体質でして、旅行の道中迷惑をおかけすると思うので今回は不参加とさせてください。」
社員旅行での交通手段に合わせて使える例文です。他にも、ハウスダストなどのアレルギーが酷いせいで、泊まりの旅行ができないなどの理由も有効的です。
いくら正当な理由があっても、面と向かって断るのは怖いという人もいるかと思います。そういう方はメールで断るのも手段の一つです。
件名 社員旅行の件について
お疲れ様です。〇〇部の〇〇です。
社員旅行にお誘いいただき、ありがとうございます。
私事で大変恐縮ですが、当日どうしても外すことができない私用がありまして、参加することができません。
次回開催される時は、ぜひ参加させていただきたいと思っております。
何卒よろしくお願いいたします。
次のポイントを抑えることで、角が立たずに断ることができます。
せっかく社員旅行を企画してくれたのに申し訳ない、という気持ちで断ることが大切です。へらへらしたり、ぶっきらぼうに断ってしまうと、社員旅行の企画者は、嫌な気持ちになるかもしれません。
なぜ行けないのか、問いただされる可能性もあります。
「社員旅行不参加でお願いします」だけだと、一方的すぎます。直接断るにしろ、メールで断るにしろ、まずは社員旅行に誘ってもらったことに対して感謝を伝えましょう。
社員旅行は参加を強制できる場合と、できない場合があります。会社によって決まりが異なるので、事前に確認しておきましょう。
会社が業務として社員旅行(研修や見学目的)を実施する場合は強制参加となります。この場合、旅費は原則会社の全額負担になり、欠席した場合は欠勤(有給休暇にすることも可能)です。
業務である場合、強制参加です。直ちにマイナス評価を受けるとは考えにくいですが、社風によっては受けることも考えられます。
会社が慰安目的や親睦を深めるという意味合いで、社員旅行を実施する場合は任意参加としているところが多いようです。参加する際の旅費は、全額会社負担の場合(福利厚生の一環)もあるし、一部(もしくは全額)自己負担の場合も。
また土日に社員旅行を実施する場合、代休は貰えません。
どうしても断れないまま、ずるずると旅行当日にドタキャン。これだけは絶対にやってはいけません
各所への連絡やキャンセル対応などで、幹事に迷惑をかけてしまいます。また事前に旅費を払っていた場合、返金ができなかったり、キャンセル料がかかったりすることもあります。
参加締切の一週間から三日前が、不参加を伝えるベストタイミング。社員旅行のお知らせが来てすぐ、参加しないことを伝えてしまうと、「この人社員旅行に行きたくないんだな」と思わせてしまうかもしれません。
不参加を伝える前に、別の予定を匂わせたりすることも効果的です。
社員旅行なんて絶対に行かない!と意気込んでいても、なんやかんやで結局参加することになってしまう場合もあると思います。そんな人に向けて、ちょこっとアドバイス。
社員旅行への参加が決まったタイミングで、旅行先の名所などを調べ始めましょう。その場所でしかやっていない展示会、夕日が見れる絶景スポットなどたくさんあるはずです。
自由時間をできるだけ有効活用して、ゆっくり過ごしてみるというのもありだと思います。
どれだけ行きたくなくても、せっかくの旅行です。行き先で一つ、楽しみを探してみるのはどうでしょうか。
例えば、その土地ならではのグルメを事前に調べておくのもいいかもしれません。
どうせ行かなければならないなら、自分が行きたいと思うような旅行プランを提案するというのも手です。自由時間を多くする、宿泊する部屋は1人部屋にするなど、幹事ならできることがいろいろ。
すでに幹事役が決まっているなら、自分も一緒にやりたいと手をあげ、理想のプランに近づけてしまいましょう。
社員旅行は通常の業務と違って、他部署や役員などと密に交流する機会です。今まで苦手だと思っていた上司と仕事以外の話をしたら、違った一面を見ることができる可能性も。
相手の印象が変われば、今後の仕事でも接しやすくなるかもしれません。
社員旅行に行かなかったら評価が下がる、ということではありません。ただ参加することによって、自分自身のアピールができるかもしれません。
通常業務中では言いづらいことでも、社員旅行というリラックスした雰囲気なら、案外話をしやすいですよ。例えば自分がやってみたい仕事が他部署にあった場合、「実はこういうことをやってみたいんだ!」と目標を話しておくことで、将来的に異動ができるかもしれません。
一度社員旅行に行き、散々な目に会ったという場合は行きたくない気持ちが増すのも当然。しかし、一度も参加したことがないとしたら?
もしかしたら単なる「食わず嫌い(行かず嫌い)」かもしれません。2023年に事務局で実施した社員旅行のアンケートを見てみると「行ってみたら案外楽しかった」という意見が多くみられました。
1度も参加したことがないのであれば、ぜひ前向きな気持ちで楽しもうと気持ちを切り替えるのもよいかもしれません。
今回の記事では、場面別で社員旅行の断り方を紹介しました。
社員旅行を業務としている場合は強制参加ですが、任意参加であれば断ることができます。ただ、断り方が大切。
行きたくないという態度を出さないように、かつ、感謝の言葉を添えながら、申し訳なさそうに断ることがポイントです。
どうしても行きたくないという方は、この記事の例文を活用してみてくださいね。
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