社員旅行と聞くと「時代遅れ」「いらない」「行きたくない」ということばと共に検索されることが多い今日この頃ですが、社員旅行に参加することでむしろ「ストレスがなくなる」「健康になれる」としたら?
今回はタイ・バンコクから車で約3時間、タイ王室御用達の避暑地・ホアヒンにある「チバソム・インターナショナル・ヘルスリゾート」を大特集。個人ではなかなか行きにくい場所にあり、忙しい日常から完全に離れて、ストレスも疲れもリセットできるウェルネスリゾートです。
「チバソム」に行くことで、社員旅行に対するネガティブなイメージを払拭。さらに心身の健康を取り戻し、仕事をする上でより高い実力を発揮できるようになれる、おすすめポイントをまとめました。
今世界的に注目されている旅行のキーワードは「ウェルネスツーリズム」。一言でいえば「健康の維持・増進」を旅の目的にしたものです。
数十年前から提唱されている「ヘルスツーリズム」は、健康回復・維持を目的としたものであるのに対し、「ウェルネスツーリズム」は生きがいや自己発見、生活の質向上など、メンタルヘルスにも注目していることがポイント。
住み慣れた土地や環境を離れて、仕事や人間関係で疲れた心を癒し、リフレッシュすることを目的とした“リトリート(転地療養)”を行うことが重要とされています。リトリートでは自分自身とじっくり向き合う時間を持つことができる(内省する)ので、人間関係を見つめ直すよいきっかけになることも。
ウェルネスツーリズムは、これからますます重要な旅の形態となることは間違いないでしょう。
タイ語で“くつろぎの隠れ家”を意味する「チバソム(Chiva-Som)」。ウェルネスツーリズムのパイオニアとして1995年に創業し、世界のセレブたちを魅了する超ラグジュアリーなデスティネーションスパリゾートとして注目を集めています。
古くからタイ王室御用達の避暑地して知られているホアヒンの、ビーチフロントに広がる7エーカーの土地には70室のトリートメントルームに加え、フィットネスルームや、リラクゼーションエリアなどを完備。ゆったりと滞在しながらマインド、ボディ、スピリットを再調和させるための贅沢な時間を過ごせるまさに“究極のウェルネスリゾート”です。
「スパ」「ホリスティックヘルス」「フィットネス」「フィジオセラー(理学療法)」「美容メディスパ」「⾷餌」の 6つの要素から構成されたリトリートステイは、個人の目標や要望に合わせてすべてオリジナルでカスタマイズ可能。16種類のリトリートプログラムから最適なプランを提案してもらえます。
一般的なリゾート・スパと圧倒的に異なるポイントは、自然療法⼠、理学療法⼠、セラピスト、栄養⼠など各分野のスペシャリストが常駐しているということ。ハイレベルな施術やアドバイス、サポートが受けられるのも「チバソム」ならではです。
2017年からは病後対策(癌の回復期、偏頭痛、ストレス過多、高血圧など)のプログラムがスタート。2021年から免疫強化、消化器系の健康、健康長寿にフォーカスしたプログラムも誕生しています。
また、2023年からは今話題のゲノム遺伝子検査も可能に(事前にテスト用のキットを受け取り、滞在1ヶ月前までにラボへ返送、滞在費とは別料金)。遺伝情報を読み解き、1人ひとり異なる遺伝的な特質に応じて、ライフスタイル、環境因子、食習慣が与え得る影響を明らかにし、ゲストのニーズにより正確に応えるアドバイスの提供が可能となっています。
「チバソム」での滞在費用は、宿泊のみならず、リトリートプログラムの施術、全食事が含まれた金額となっています。初日に受けるコンサルテーションで決めたプログラム以外に、宿泊者全員が参加できる運動プログラムも用意され、空き時間に自由に参加することが可能です。
食事は3食「ウェルネス・キュイジーヌ」で、クレンジングダイエットなどの食事制限がない限り、好きなだけ召し上がれ、というもの。自家菜園でオーガニック栽培された新鮮な野菜類を中心に、グルテンフリーのパン・パスタなどを提供しています。
健康を意識している、と聞くと物足りないように感じてしまいますが、お肉やデザートなども充実しており、質も満足度も十分な内容。夜は有料となりますが、アルコール(白ワインやシャンパン)の提供もありますよ。
「チバソム」の客室は全部で54室。プライバシーと静かな環境が確保されており、一般的な社員旅行でおすすめの客室「オーシャン・ルーム(34㎡)」は、海に面したテラスやバルコニー付きで日の出も楽しめます。
客室はチーク材の床、柔らかい照明、ナチュラルカラーを使った落ち着いたインテリアで、室内の香り・浴室のアメニティ・リネン・枕などゲストの好みに合わせてパーソナライズされるのが特徴。
客室内ミニバーでは、ヘルシーなスナック類やお茶などを取りそろえています。
また、1日4枚までのランドリーサービスも付いているので荷物も少なくてすみますね。
会社の代表や取締役など向けにデラックスルームやスイートルーム、プレミアムルームもあります。
社員旅行は通常、会社の福利厚生として実施されることが多いかと思います。会計上、全額経費として計上できるので、税金対策としても有効。
会社としてはコミュニケーション活性化や組織力強化のためにも実施したいのですが、社員旅行に参加したくない社員にとっては、なんとかして「行かない理由」を見つけて断りたいと思っていることも事実。
そんな「社員旅行アレルギー」の社員にも「チバソム」なら参加する意義やメリットを感じてもらえるポイントをまとめてみました。
健康診断は労働安全衛生法第66条に基づき、事業者には実施の義務が、従業員には受診する義務が定められています。年1回の健康診断を兼ねて「チバソム」への社員旅行を実施する、ということであれば「参加してもらう理由」を説得しやすくなるのではないでしょうか。
「チバソム」では個人の健康状態をチェックし、改善したいところや本人の希望に沿ったプログラムを提案してもらえるので、自分自身の健康と向き合うことが可能に。健康診断を受けていても、改善になかなか取り組めていない、という方でもリトリートプログラムに参加することで、そのきっかけ作りになることでしょう。
「チバソム」のリトリートプログラムは、1人ひとりのオーダーメイドプラン。集団での行動が苦手、会社の人と一緒に過ごすのがストレス、という場合でもパーソナルな時間が過ごせます。
1日最大で12クラスあるといわれているデイリーフィットネス&レジャー・アクティビティへの参加は自由。一緒に声を掛け合い、励ましあって取り組むもよし、1人でモクモクとトレーニングに励むのもよしと、個々の過ごし方に委ねられているのも魅力です。
つかず離れず、よい距離感でお互いの関係性を見直すきっかけにもなるのではないでしょうか。
「チバソム」滞在中は自分が宿泊する部屋以外で、スマホやPC等電子機器やカメラは使用できません(ライブラリーのみPC使用OK)。また敷地内は全面禁煙で、16歳未満の子どもの滞在も不可。
滞在は最低3泊以上で、ファスト・フード等でマヒした舌をリセットし、美しいビーチと豊かな緑の中で、ストレス過多の日常を忘れて滞在することが出来ます。静かな環境で自分自身が抱えている問題や悩み、課題と向き合い、生き方を見つめ直すよいきっかけに。
1泊1回のデイリートリートメント(マッサージやハイドロセラピーなど)も料金に含まれているのも魅力的。滞在後のウェルネス・フォローアップも受けられます。
「チバソム」に滞在することで心身の疲れが癒され、仕事へも意欲的に積極的に取り組めるようになること間違いなしですね。
「チバソム」は、旅行・観光業界の持続可能性について審査を行う国際認証団体「Travelife(トラベライフ)」より、ゴールド認証を取得。業界に先駆けたサステナブル(持続可能性)に配慮した運営、環境保護への積極的な取り組み、地域社会への貢献、レスポンシブル・ツーリズム(責任ある観光)の推進が高く評価されています。
水の保全、節水・節電、リゾート内で発生する廃棄物の73%をリサイクルするなど、サステナブルな運営に尽力。こういった施設運営の取り組みを肌で感じるのもよい学びになるのではないでしょうか。
宿泊者であれば、「チバソム」が所有する農園の見学ツアーや、ホアヒン中心部に唯一現存するマングローブ林「クライラー・ニウェー」の保護活動を視察することも可能。エコツーリズムとしても魅力的な行き先となっています。
社員旅行の企画に悩んでいるという職場や担当者さん、ぜひ一度検討してみてはいかがでしょうか。
■取材協力
CHIVA-SOM(HUA HIN)
住所:73/4-6 Soi Moo Baan Nong Kae, Phet Kasem Road Nong Kae, Hua Hin, Prachuap Khiri Khan 77110
アクセス:バンコクからホアヒンまで車で約3時間
「チバソム」の旅行費用は決して安いものではありません。社員旅行の費用を福利厚生費(経費)として計上する場合、おおむね以下のような条件があります(参照元:国税庁ホームページ No.2603 従業員レクリエーション旅行や研修旅行より)
「チバソム」の「オーシャン・ルーム」ダブル利用で22,000~32,000タイバーツ/泊で最低3泊から(参照元:2023年料金表より)。日本円にすると、94,160~136,960円(1バーツ=4.28円、2024年6月現在)で、3泊すると282,480~410,880円となります(サービス税などは別)。
さらにタイまでの飛行機代、バンコクから「チバソム」までの交通費を考えると、「会社の負担金額が社会通念上、一般的ではないと判断される可能性が高くなるでしょう。
すべての費用を会社負担とした場合、主に福利厚生費かと思いますが、いくらまでを何費用で計上するかは、税理士と相談しましょう。社員への報酬(給与)扱いになる部分は、所得税がかかってきますが、いずれにせよ海外リゾートへ会社負担でいけるということですので、スタッフの方にも喜ばれることでしょう。
▼関連記事
・こんな社員旅行は福利厚生費(経費)として処理できない
・社員旅行の「家族同伴」は経費になる?福利厚生費徹底解説
「チバソム」では2024年6月1日(土)~9月30日(月)まで「5泊以上」の新規予約の場合、以下、3つの特典を用意しています。
社員旅行での実施は難しい条件ですが、会社の勤続年数が長い社員や仕事への貢献度の高い社員に向けた報奨旅行(インセンティブツアー)や招待旅行などで「チバソム」を活用するのもおススメ。
この機会にぜひ検討してみるのもいいですね。お問合せはコンシューマー・サービス(03-3403-5355/mailto:c_service@kentosnetwork.co.jp)までお気軽に。
当サイト掲載の記事・写真・イラスト等のすべてのコンテンツの無断複製・転載・放送等を禁じます。
Copyright © Market Place Japan, Inc. All Rights Reserved.